プログラマーの将来性を解説!
今後需要が高まるプログラマーとは?

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新型コロナウイルスの影響によって今、日本中で働き方が見直されています。
そんな中注目されている職業がプログラマーです。
プログラマーはスキルを身につけて働く職業ですので、 手に職をつけることができ、景気の影響を受けにくい職業と言えます。

この記事では、そんなプログラマーに興味を持っている方に向けて、 プログラマーの将来性についてお話していきます。
プログラマーの将来性について確認し、 将来プログラマーとして働いていくにあたり、 押さえておくべきポイントを確認していきましょう!

プログラマーの将来性


プログラマーの将来性をお話しするにあたって、 整理しやすいように二つに分けて、将来性をお話していきたいと思います。

一言に将来性と言っても、「時代的な将来性」と「キャリア的な将来性」の二つがあります。
現代社会などの時代的背景の将来性と、 プログラマーになることによって自分のキャリアがどのように広がっていくのかという将来性です。

時代的な将来性

人材不足の業界である

よく耳にする話題かもしれませんが、 IT業界は現在も未来も人材不足である業界と言えます。
まずは実際のデータを見てみましょう。


Copyright 2020 IPA (https://www.ipa.go.jp/jinzai/jigyou/about.html)


こちらは IT白書2020によるIT企業のIT人材の量に関するデータです。
少なくとも人材が「過剰」つまり余っている企業はほとんどなく、 約9割の企業は人材が不足している状態にあります。
ですので、IT業界は間違いなく人材不足であるといえます。

続いて、求人倍率をみてみましょう。


「dodaエージェントサービス」 (https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/)

こちらは「dodaエージェントサービス」 による2020年9月の「転職求人倍率のレポート」です。

コロナの影響により、どの業界もやはり求人倍率は落ち込んでいます。
勿論IT・通信業界の求人倍率も落ちてはいますが、 依然として4.9という数字であるため、 一人に対して約5つの求人がある状態と言えます。
他の業種の求人倍率が2.0にも満たない中、 IT・通信業界は圧倒的な求人倍率を誇っています。
これらのことからもIT業界が現在人材不足であることは明らかでしょう。

また経済産業省の調べでも、 2030年には約79万人のIT人材が不足するともいわれています。
将来的にも現在の人材不足が継続する可能性は非常に高いでしょう。

出典:経済産業省ウェブサイト
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(平成28年6月)

他業界でも需要がある

今あらゆる業界でIT技術を取り入れた業務やサービスの効率化が進んでいます。
私たちの身近なものでいいますと、 「駅の改札の自動化」「レジの自動可」「自動車の運転の自動化」 などが当てはまります。
そしてその効率化を実現させるのがプログラマーやエンジニアです。

様々な業種でシステムを開発しているからこそ、ITへの需要は計り知れません。

PC、スマホの普及

いまや私たちの生活から切り離すことのできないスマートフォンやPC。
これらのデバイス向けのソフトウェアを開発しているのもまたプログラマーやエンジニアです。

PCやスマホが私たちの生活から消えてなくならない限り、 少なくともエンジニア、プログラマーの需要はなくならないでしょう。

AIの発展

将棋やチェスでAIがプロと勝負をして勝つようになったことや、Pepperのような人型ロボットが登場したことからもわかるように近年のAIの発達は目を見張るものがあります。
そしてそのAIを用いてシステムを構築するのはプログラマーです。

プログラマーは時代の最先端を切り開くことができます。

キャリア的な将来性

転職しやすい


先ほどもお話しましたが、プログラマーはその技術を評価されます。
自分の手掛けた製品や参加したプロジェクトを説明することで、 自分のスキルを企業にアピールすることができます。
そのため、技術さえあればほかの業種に比べて転職は容易です。

中には転職を行う事によって様々な現場の技術に触れて、 技術者としてスキルアップしていく人もいます。
また、スキルが高い人材であればあるほど積極的に採用してもらえますから、自分の収入を上げるために転職をする人もいるでしょう。

プログラマーはスキル重視であるからこそ転職しやすいのです。

海外で働ける

プログラミング言語と言うのは世界共通語です。
つまり、プログラミングスキルは世界で使えるスキルになります。

システム開発は国内にとどまることなく、一部の作業を外国の企業に外注することもありますから、グローバルな仕事と言えます。
海外で働きたいと考えている方にとってはメリットのある職業と言えるでしょう。

働き方を変えることができる

プログラマーは自由な働き方ができる職業であると言えます。
技術が重視されているからこそ、他業種に比べて規則や慣習に縛られにくいと言えます。

テレワークやフリーランスのような働き方にも理解があり、 場所や時間帯にとらわれずに働くことが可能です。
子育てによってライフスタイルが変わる可能性のある女性にとってはうれしい働き方かもしれません。

仕事がなくなる可能性


プログラマーは将来性のある職業であると言われていますが、 その一方プログラマーと言う仕事がなくなる可能性も指摘されています。
少し確認してみましょう。

AIに仕事が奪われる?

プログラマーの仕事そのものがAIによって機械化されてしまうと言われています。
しかし、現時点ではどこまでがAIによって機械化されてしまうのかもわかりませんから、 すぐに仕事がなくなるとは言えないでしょう。

また、そのAIを作るのは誰なのかと言われればやはりプログラマーやエンジニアでしょう。
現時点ではまだ全貌が見えてきませんが、 AIに仕事を取られる可能性に留意するのであれば、 AIにはできない仕事ができるプログラマーを目指す必要があります。

ツールによるコーディングの簡略化

まず、プログラマーがプログラミングを行う事(コードを組むこと)をコーディングと言います。
通常であれば、エンジニアの作成した仕様書というものに従って、 プログラマーがコーディングを行うのですが、 そのコーディングがツールによって自動化されてしまうのではないかというお話です。

これはすでに少し現実のものとなっています。
特にWeb系ですとコーディング不要でホームページを作成することのできる「STUDIO」や「wordpress」のようなツールが台頭してきています。

これらのツールはプログラミングがわからない方でもホームページが作れるように生み出されたツールであるため、本来であれば記述しなければならない「HTML」や「CSS」といったプログラミング言語の記述を自動で行ってくれます。
とても便利なツールになりますが、現時点ではテンプレート以外のデザインに手を出し始めるとどうしても自分でプログラムを記述する必要があります。

これらのツールが発達して、 将来必要なコーディングが少なくなる可能性は十分にあります。
しかしこれらのツールを作成するのも結局はプログラマーになりますので、基礎から発展させた知識を身につけていけば、仕事がなくなる可能性を下げることはできるでしょう。

オフショア開発の普及

オフショア開発とは海外の企業に仕事を外注することを言います。
オフショアには二つのメリットがあります。

一つ目は、海外のプログラマーは日本に比べて低賃金で雇用することができるため、 人件費を抑えることができるという事。
二つ目は、そもそもプログラマーが人材不足ですので、 労働力の補充ができるという事です。

オフショア開発が普及していくと、国内で開発をする必要がなくなる為、プログラマーの仕事が無くなるというわけです。
しかし、そもそもIT業界自体が人材不足ですので、少なくとも「人材不足」が解消されなければ仕事がなくなりはしないでしょう。

また、当然海外の方とコミュニケーションをとることができる人材は必要ですので、 そのような人材はなおのこと重宝されるようになるはずです。

将来活躍できるプログラマーになる為には


プログラマーの将来性については整理することができました。
将来プログラマーとして活躍していくためには、 今のIT業界のトレンドに対して敏感に反応していく必要があります。
将来活躍できるプログラマーになる為に意識すべきポイントを確認していきましょう。

需要のある言語が使える

需要のある言語を使う事ができなければ当然受けられる仕事は減ってしまいますから、需要のある言語を学んでおくべき理由は言うまでもありません。

現在であれば需要のある言語はJavaやPythonでしょう。
Javaはどんなコンピューターでも動く言語なので、汎用性が高く需要があります。
PythonはAI開発で必須級の言語である為、 AIという今発達している技術にマッチしています。

勿論自分の作りたいプログラムに合わせた言語を選択することも大切ですが、 需要のある言語が使えて損になることはありません。

学び続ける姿勢を持つ

IT業界では常に新しい技術が生み出され続けていますから、 それに伴って当然衰退していく技術もあります。
今主流の言語であっても衰退していく可能性は十二分にあります。

また、一度言語を取得すれば終わりという事ではなく、 その言語を使うためのツールの使い方を覚えたり業務に合わせて他業種の知識を取り入れたりする必要もある為、継続的な学習はどうしても必要になってきます。
常に新しいことを学び続ける姿勢はプログラマーにとって必要不可欠です。

英語が使える

英語などのいわゆる外国語が使える技術者には需要があります。
単純に英語が使えればできる仕事の幅が広がるという意味もありますが、 英語は「オフショア開発」を行う際に役立ちます。

オフショア開発をするためには、 海外の方にコーディングをしてもらうための仕様書を英語で書く必要があります。
また、当然英語での打ち合わせも必要になってくるでしょう。

オフショア開発が行われている現場では、 システムの開発をお願いするクライアントと、コーディングを行う外国人プログラマーとの間に入って、ある意味通訳のような立ち位置で仕様書を作る人もいます。
オフショア開発が普及することが予想されていますので、 英語が使える技術者はこれから重宝される人材であると言えます。

様々なスキル・知識を持っている

Javaの知識だけではなく、データベースを動かす「SQL」やJavaを用いた開発環境の「フレームワーク」が使えるとより人材としての価値が上がります。

「SQL」が使えればデータベースのデータが扱えるようになる為、銀行や各種管理システムの開発に携われるようになります。
フレームワークに関しては現場では必須レベルの知識なのですが、 一つのフレームワークが使えるよりも、使えるフレームワークの種類が多いほうが様々な案件に関わることができるようになるでしょう。

様々なプログラミング言語、ツールに詳しい人材はやはり重宝されます。

プログラマーへのなり方

プログラマーになる為にはプログラミングを学習するわけですが、 その学習方法は様々です。
一般的な方法ですと、本やサイト、プログラミングスクール、「e-ラーニング」のようなオンライン教材で学習するような方法があると思います。
これらの学習でプログラミングを習得することはできるのですが、 現在、中々就職をすることができません。

人材不足の業界であるとは言え、新型コロナウイルスの影響で特に経験の浅い新人への仕事は減少傾向にあります。
プログラミングを学習することはもちろん大前提として大切ですが、 仕事を確保することのできる実績のある会社に入社することが最も大切です。

プログラミングスクールの場合ですと、就職先を用意してあることが多いですが、 コロナの影響でスクールによっては就職先が確保できないことや、仕事があっても過酷な環境での作業しかない場合も充分に考えられます。
今からプログラミング学習を始めるのであれば、 習得したそのあと、就職のことまで視野に入れて学習しましょう。

-ラーニング」

おススメの学習方法は「みにプロe-ラーニング」


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