テックキャンプの特徴や評判は?
プログラミングスクールでプログラマーなれるのか!?

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プログラマーになろうと考えたとき、 プログラミングスクールに通うという事はとても自然な考え方であると思います。
プログラミングスクールに通えば、先生とマンツーマンで学習できますし、 一緒に学ぶ仲間もいますし、場合によっては就職につなげることもできます。

この記事ではそんなプログラミングスクールの中でも人気のあるテックキャンプ(TECHCAMP)というスクールに焦点をあてて、お話をしていきたいと思います。

テックキャンプの評判

テックキャンプ(TECHCAMP)


先ほどもお話ししたように、プログラミングスクールの中でも人気のあるスクールの一つになります。
プログラミングの学習だけを行うコースから、転職までをサポートするコースなど、特に未経験からエンジニア、プログラマーになる方を対象にしたサービスが人気です。

また、テックキャンプ(TECHCAMP)の運営を務めている株式会社divは、Youtuberの「マコなり社長」が社長を務めていることでも有名です。プログラミングスクールの最大手であると言えるでしょう。

テックキャンプの7つの特徴

メンターと一緒に学習できる

テックキャンプにはメンターと呼ばれる講師がおり、このメンターに面と向かってプログラミングを教えてもらえるため、プログラミングの学習をスムーズに進めることができます。

独学の場合ですと質問そのものを行う事が難しいですから、質問ができる環境が整っているという事は大きなポイントです。
また質問自体はオンラインからでもできます。

3人のスタッフが支えてくれる

様々な質問に答えてくれる講師、メンターに加え、専属のライフコーチが一緒に学習計画を立ててくれます。
計画が達成できたかどうかもフォローしてくれるため、挫折しにくい環境にあると言えます。

そして専属のキャリアアドバイザーの方が転職まであなたをサポートしてくれます。
起業の紹介から面接対策、履歴書の添削、キャリア形成まで、幅広く転職をサポートしてくれます。

スクールという、いわばマンツーマンの学習スタイルを生かした学習環境がテックキャンプにはあります。

オンライン完結型のプラン

テックキャンプではオンライン完結で未経験からプロのエンジニアを目指すことができます。

教材を進めながら、分からないところはチャットもしくはビデオ通話でプロの講師に質問することができるので、自宅からの学習でも挫折を防ぐサポート体制が整っています。
オンライン教材を使用しているため、PCとネット環境があれば24時間どこでも学習ができます。

全額返金制度がある

テックキャンプでは退会の際に、 対象期間内であれば受講料を全額返金してもらえる制度があります。
コースによって対象期間が違ってきます。

プログラミング教養コースの場合は受講開始から7日以内。
エンジニア転職コースであれば14日以内。
この期日以内にメールで退会希望の旨を送信することで、受講料を全額返金してもらう事ができます。

授業が合わない場合や、時間的都合が難しいと判断した場合に、お金が返ってくるため安心することができます。

転職までのサポートがある

プログラミング教養コースでは、 プログラミングの基礎的な知識しか身につける事しかできませんが、 エンジニア転職コースを受講している場合は、 テックキャンプが転職までサポートをしてくれます。
専属のキャリアアドバイザーがおり、キャリアの形成から企業の紹介、 転職が成功するまでをサポートしてくれます。

万が一転職に成功できなかった場合には受講料を全額返金制度もありますので、 転職までのサポートは充実しています。

チーム開発を経験できる

テックキャンプでは受講者の就職、転職までをサポートしていますから、 そこをゴールに見据えるためにチームでの開発を取り入れています。

チームでの開発を行うことで、 より実務に近い環境でプログラミングを学ぶことができますので、 チーム開発のスキル、コミュニケーション能力を身につけて、 実務に役立つスキルを身につけることができます。

設計・開発・インフラ構築・運用までをワンパックで学べる

基本的にIT業界でのシステム開発では、 設計・開発・インフラ構築・運用というようなステップが存在するのですが、 これらの工程を「最終課題」という形で、実際に体験することで学ぶことができます。

SQLを用いたデータベースの利用、GitHubを用いたソースコードのオンラインでの管理、 AWS(アマゾンウェブサービス)を使ったサーバー構築など実務で使う事の多い工程を実際に体験することができます。

実際に一つのアプリケーションが完成するまでの過程を、 自分の手でなぞっていくという事なので、 就職した際の「運用しかやったことがないのに設計をやらされた」といったようなトラブルを防ぐことができます。

現場で担当するすべての工程を体験することで、 即戦力のエンジニアになることができるというわけですね。

受講にかかる期間

まずテックキャンプの転職する場合のコースは大きく二つに分かれています。

10週間でプロのスキルを身につけて転職までを行う「短期集中スタイル」、 夜間・休日を中心に6か月間学習を行う「夜間・休日スタイル」の二つです。

転職ではなくプログラミング教養を継続的に学習することができる月額制の「テックキャンプ プログラミング教養」もあります。


短期集中スタイル

10週間でITエンジニアを目指す学習スタイルです。学習はすべてオンラインにて行います。
朝の10:00から夜19:00まで学習必須で、19:00から22:00まで任意学習の時間となります。

ほとんどの時間をプログラミング学習に費やす事になりますので、仕事をしていないフリーの社会人の方や、学校の講義がほとんどない大学生の方など、時間に余裕がある方向けのコースになっています。

夜間・休日スタイル

およそ半年間でITエンジニアを目指す学習スタイルです。こちらも学習はすべてオンラインにて行います。
週6日で13時間、任意の曜日で10時間で、週に23時間の学習時間確保を推奨するコースとなります。

社会人で現在働いている方が転職を目指すためにプログラミングを習得したいのであれば、こちらのコースが適切でしょう。

テックキャンプ プログラミング教養

学習コンテンツが月額制ですべて学び放題のサービスとなります。「Webサービス開発」「オリジナルサービス開発」「DXプログラミング」「AI(人工知能)」「デザイン」「副業スキル」の6つの分野から学びたい授業を学ぶことができます。

入会費用217,800円で月額料金が21,780円になります。7日間の全額返金保証も付いています。

オンラインでの質問対応は全日13:00~22:00まで可能で、質問回数は無制限となります。転職を考える2つのコースに対して、個人サポートが少ないことが特徴と言えるかもしれません。

TECHCAMPプログラミング教養HP

テックキャンプの気になる点

オンラインなのでモチベーション管理が難しい

オンラインなのでモチベーション管理が難しい

これはオンライン中心のスクールに共通することなのですが、スクールの施設に通って勉強するわけではないので、強制力があまりなく、自分でうまくモチベーションを管理してあげる必要があります。

受講料が高い

転職までを考えて10週間でエンジニアになるコースを選択した場合、 税込みで657,800円もの受講料が必要になってしまいます。

比較として国立大学の年間の授業料が535,800円ですので、 約半年で国立大学の授業料を上回ることになります。
他にも様々なプログラミングスクールがありますが、 500,000円を上回るスクールというのは少数ですので、 やはり金銭面で気になる点が残ります。

分割払いという方法もありますが、実質年率が19.8%となっており、 下記のまとめを見ていただければわかりますが、 分割すればするほどかなりの額になってしまうため、 受講するのであれば、一括でお支払いしたい所です。


短期集中スタイル

分割回数 初回 2回目以降 合計 一括払いと比較した割合
一括払い - - ¥657,800 -
6回 ¥114,487 ¥114,100 ¥684,987 104%
12回 ¥60,722 ¥59,800 ¥718,522 109%
24回 ¥34,253 ¥32,800 ¥788,653 120%
36回 ¥26,190 ¥23,900 ¥862,690 131%
48回 ¥20,380 ¥19,600 ¥941,580 143%
テックキャンプ(TECHCAMP)※税込み価格で表示しています


夜間・休日スタイル

分割回数 初回 2回目以降 合計 一括払いと比較した割合
一括払い - - ¥877,800 -
6回 ¥152,590 ¥152,300 ¥914,090 104%
12回 ¥80,032 ¥79,900 ¥958,932 109%
24回 ¥45,137 ¥43,800 ¥1,052,537 120%
テックキャンプ(TECHCAMP)※税込み価格で表示しています


期間が終了した場合教材が見られなくなる

期間が終了した場合教材が見られなくなる

独学の場合ですと手元に勉強に使用した本が残りますから、 好きな時に復習をすることができます。

しかし、テックキャンプで学習した場合、 受講期間が終了した場合教材の閲覧ができなくなりますので、 復習がしたくてもできない状況になってしまいます。

習得までの期間が短いため大変

習得までの期間が短いため大変

テックキャンプのエンジニア転職コースで考えてみると 10週間テックキャンプで勉強をするわけですが、 このうち平日は朝10から夜22時まで、休憩時間や食事の時間を省いて、 一日10時間勉強したとすると、 10(時間)×5(日)×10(週)で500時間勉強することになります。

プログラミングの習得は、基礎レベルであれば200~300時間、 就業レベルであれば1000時間ともいわれています。
この1000時間を500時間で学習することになる為、 少しハードな学習になってしまいます。

テックキャンプの教材は質が高いものとしてユーザーの皆様に評価されていますが、 教材の良さだけでは500時間の溝を埋めることは難しいため、 それ相応の努力が必要になってしまいます。
また、一日10時間というのも人によっては苦しいかもしれません。

MacのPCが必要

MacのPCが必要

テックキャンプで学習を行う際には自前でMacのPCを準備する必要があります。
パソコンのシェア率を考えても、windowsのPCを持っているという方が多く、新しいPCの準備が必要になる為、少し気になる点かもしれません。

テックキャンプのほうでMacのPCを貸してくれるサービスを紹介してくれるそうですが、別途料金が必要になってくることを考慮に入れておく必要があります。

就職は基本的に東京になる

テックキャンプは就職までをサポートしてくれますが、 就職先は基本的に東京になります。 地方で就職したい方にとってはミスマッチの部分がありますし、 上京が前提に入ってくることを念頭に置かなければなりません。

メンターによって教え方に違いがある

オフラインで学ぶという特性上避けられないことですが、 メンターの方によって知識量にばらつきがある為、教え方に違いが生じてしまいます。
実務経験が豊富な先生、 実務経験は少ないがプログラミングの知識は持っている先生などその経歴は様々でしょう。

メンターの違いが気になる方は、入学を考え、現地で説明会などに行った際に、 現地のスタッフに先生の経歴や教え方について質問しておくと良いかもしれません。

まとめ

プログラミングスクールの中でも大手であるテックキャンプ(techcamp)についてお話してきました。
テックキャンプでプログラミングを学べば、それなりのお金がかかってはしまいますが、 転職までをサポートしてもらえるため、 学習だけでなく、就職にまで結びつけることができます。

どうしてもお金がかかる学習方法にはなりますので、 学生の方にとっては少し敷居の高い学習方法になってしまうかもしれませんが、 就職先まで確保されているという事は、とても魅力的な要素でしょう。

また、お金に余裕がない学生の方には、 無料でプログラミングを学習することのできるサービス(「みにプロ e-ラーニング」) もありますので、 そちらのサービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
皆様がプログラミングを学習して、プログラマー、エンジニアとしてIT業界に羽ばたいていけることを願っております。


みにプロe-Learning(https://mini-pro.vih.co.jp/)

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ベオスアイティーホールディングスはIT教育に注力し、子供から学生、経験の有無を問わず育成してきました。
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