DMM WEBCAMPの特徴・評判は?
未経験からプログラマーになれるのか?

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未経験から転職して、プログラマーになりたいと考える人は年々増加しています。
そうなると、まず考えることはプログラミングスクールに通う事です。

この記事では、数あるスクールの中から「DMM WEBCAMP」というスクールについて取り上げ、未経験からプログラマーを目指す人にとって、このスクールが向いているのかどうかをお話していきたいと思います。

DMM WEBCAMPについては、学習形態やカリキュラムから順番に掘り下げていきますので、「どんな人が向いているのか」「どんな部分がメリットなのか」「デメリットはどんなところなのか」が知りたい方は、目次をクリックすれば移動できますので、目次から飛んでみてください。

DMM WEBCAMPとは?

DMM WEBCAMP(https://web-camp.io/commit/)


株式会社インフラトップという会社が運営するプログラミングスクールになります。
DMM WEBCAMPは、オフラインとオンラインの両方の環境で学ぶことができ、チーム開発、個人開発を通して、プログラマーへの転職を支援するスクールです。

Web系統のプログラマー、エンジニアを目指すスクールになります。
後述しますが、転職率の高さと離職率の低さが評判のスクールでもあります。

特徴的な点として、厚生労働省の専門実践教育訓練給付制度講座に認定されており、条件を満たした方は、教育訓練費として、最大70%まで給付金を受け取ることができます。

専門実践教育訓練給付制度とは?

とても長い専門用語ですが、 要は「条件を満たせば給付金がもらえる」というものになります。
以下政府広報オンラインという政府の広報ページからの引用ですが、

専門実践教育訓練給付とは、

"一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者等(在職者)または一般被保険者等であった方(離職者)が、厚生労働大臣が指定する専門実践教育訓練を受講している間、また、修了した場合、その受講のために本人が支払った教育訓練経費の50%(年間上限40万円)を、原則2年(最大3年)まで、ハローワークから支給する制度です。"
引用: 政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201408/1.html)


となっています。
つまり、「一定の条件を満たした人間が、厚生労働省が指定した期間で教育を受けた場合、教育費用を一部支給してもらえる」という制度になります。

給付金制度を利用できる条件

給付金制度を利用できる条件

条件には、雇用保険に加入していたことがあげられます。
つまり、働いていた人ですね。
そして、この条件は初めて受給する場合と、2回目以降の場合で若干変わってきます。

受給が初めての場合は、 「2年以上働いているか」、「現在働いているか」、「仕事を辞めてから1年以内か」 といった3つの条件のうちのどれかを満たしているかどうかになります。
受給が2回目以降の場合は、前回の給付金を受け取ってから、通算で3年以上雇用契約に入っているかどうかになります。

これらの条件を満たしたうえで、ハローワークに申請を行い、「DMM WEBCAMP COMMIT 専門技術コース」を受講することで、受講料の50%を給付金として受け取ることができます。

70%のうちの残りの20%は、受講を終了して、1年以内に雇用保険に加入していること(働き始めていること)で、申請をすることができます。

DMM WEBCAMPのコース

DMM WEBCAMPと一言にいっても、そのコースは様々です。
DMM WEBCAMPにはエンジニア転職を目指す3つのコースがあります。
この中にも、給付金を受け取れるコースとそうでないコースがあります。
その点も考慮して、少し整理してみましょう。

短期集中コース

短期集中コースは最短3ヶ月で未経験からプロのITエンジニアを目指すコースです。ITエンジニアとして必要な実践的なスキルを学び、個人開発・チーム開発・ポートフォリオの作成までを行います。
このポートフォリオというものは、いわば履歴書のようなもので、自分の作成したアプリを他の人に説明する際に用います。

また、受講生同士で「チーム開発」をする機会があるので、より開発現場に近い経験を積むことができるのも魅力の一つです。

専門技術コース

学習期間は4ヶ月で、短期集中コースのカリキュラムに加え、「AI」または「クラウド」の学習を行います。未経験から専門技術を身につけてプロのITエンジニアを目指すコースです。

こちらのコースは、経済産業省の第四次産業革命スキル習得認定講座に認定されています。また、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象となっており、条件を満たすことで支払った受講料の最大70%が教育訓練給付金として支給されます。

就業両立コース

現在の仕事を辞めることなくプログラミングの学習を行い、6ヶ月で転職を目指すコースです。自分のライフスタイルにあわせた学習が可能となります。

就業両立コースのみライフコーチのサポートがあり、学習サポートとして1回25分、週に1回の定期メンタリングが実施されています。モチベーションを維持して学習できるか不安な方にも安心の制度です。

以上3つのコースがありますが、未経験からエンジニアを目指している方は、「DMM WEBCAMP エンジニア転職 専門技術コース」が一番のおススメになります。なんせ給付金制度が適用されますからね。

DMM WEBCAMPのカリキュラムフロー

少しDMM WEBCAMPのカリキュラムがどのようになっているのかを確認してみましょう。
今回はCOMMITの場合のカリキュラムを見ていきます。

1ヶ月目:オンライン教材での学習

最初の一か月は、開発をするために必要なプログラミング言語の取得を目指します。
DMM WEBCAMPオリジナルのオンライン教材を用いて学習に取り組みます。

使う言語は「HTML」「CSS」「JS」「jQuery」「Ruby」と呼ばれる言語達で、 これらはWeb系の開発で必要不可欠なプログラミング言語です。
また、開発をする際に必要な「Ruby on Rails」と呼ばれるソフトウェアを用います。

2ヶ月目:チーム開発

受講生同士でチームを組んで、ECサイト(ショッピングなどのサイト)の開発を行います。
実際の現場でも、Webデザイナー、ディレクター、エンジニアなど様々な人が協力して開発を行いますので、実務に近い経験を積むことができます。

3ヶ月目:オリジナルサービスの開発

2か月間の学習を生かして、一人で「企画、設計、開発、リリース」という開発の全工程を行います。
この際にポートフォリオを同時作成し、転職活動に活用できるようにします。

4ヶ月目:「AI」または「クラウド」の教養

「専門技術コース」のみの日程になります。
「AI」か「クラウド」をご自身で選択して、学習することができます。

AI

こちらでは、「Python」というプログラミング言語を用いて、 AIの基礎的な部分、裏側の処理などを学習します。
実際にやることとしては、自分が作成したアプリにAIの機能を付け加えます。

「Python」という言語は最近需要が増してきている言語になる為、IT業界で働いていくのであれば、知っておいて損になる事はない知識になるでしょう。

クラウド

まず、「クラウド」とはインターネットに接続していれば誰でも利用できるサービスのことで、代表的な例としては、「G-mail」や「Hotmail」があげられます。
本来であればメールソフトをインストールするわけですが、クラウドサービスならインターネットに接続するだけでサービスが利用できます。

また、このクラウド技術はソフトウェアだけではなく、サーバー側でも利用されている技術になります。
そちらを踏まえたうえで、「AWS(アマゾンウェブサービス)」というクラウドサービスを通して「クラウド」技術の学習を行います。

DMM WEBCAMPの料金

選んだコースと受講期間によって料金が変わってきます。
また、分割払いにも対応しており、一括でのお支払いが難しい場合には、月々のお支払いに変更することもできます。

コース 一括 給付金を考慮した場合 分割払い(初回) 分割払い(月々)
短期集中コース ¥690,800 - ¥20,843 ¥15,500
専門技術コース ¥910,800 ¥350,800 ¥23,723 ¥20,500
就業両立コース ¥756,800 - - -
DMM WEBCAMP エンジニア転職
※分割払いは、最大分割した場合を表示しています
※税込み価格で表示しています

DMM WEBCAMPのメリット

今までのお話を含めて、DMM WEBCAMPの良い点をまとめていきます。
スクールを選択する際の参考にしてみてください。

受講料が返ってくる

先ほどもお話ししましたが、条件を満たしたうえで、「DMM WEBCAMP COMMIT」の「専門技術コース」を受講した場合、厚生労働省の専門実践教育訓練給付制度の対象となり、最大で70%まで受講料を給付してもらえます。

この制度が適応されている転職系プログラミングスクールは数少ないので、この点は大きな魅力と言えます。

転職までサポートしてくれる

DMM WEBCAMPでは、専属のキャリアアドバイザーが用意されており、自己分析、履歴書の作成、職務経歴書の添削、面接対策など、転職が成功するまでのサポートを受けることができます。
転職までのサポートがある為、未経験からエンジニアを目指している方にとっては心強い味方となるでしょう。

全額返金保証

DMM WEBCAMPでは、理由を問わずに、スクールに満足できなかった時には返金を行っています。
この返金の条件はコースによって異なります。

「DMM WEBCAMP COMMIT」は契約定期日から20日以内、「DMM WEBCAMP PRO」は契約提携日から14日以内に、クーリングオフ制度を利用して契約を解除することができます。
クーリングオフ制度とは、契約にもよりますが、一定期間内であれば契約の解除・キャンセルができる制度になります。

また、「DMM WEBCAMP SKILLS」はサービス開始より8日以内に申請を行う事で、受講料のキャンセルができます。

チーム開発ができる

他のスクールでも開発を一からやっていくという事はありますが、チームで開発をするという経験はあまりありません。
エンジニア、プログラマーは現場に出てからは、むしろチームで開発をすることが多いですから、その経験を業務に従事する前からできるという事は貴重です。

転職成功率が高く、離職率も低い

DMM WEBCAMPでは、転職成功率が98%であり、卒業生の離職率は1%となっています。
これは、ほとんどの卒業生が転職に成功していて、就職先のミスマッチが起こっていないという事になります。
転職を主軸に据えているスクールで、このような数字が見えることは安心できる材料足りえます。

DMM WEBCAMP(https://web-camp.io/commit/)

メンターに質問できる

DMM WEBCMPではわからない点をメンターに質問することができます。
オンラインでの質問はできませんので、教室に通って学習する際に質問をします。
教室の開いている時間は、13時から22時までです。
※ただし金曜日は閉館

DMM WEBCAMPのデメリット

元の授業料が高い

給付金制度を用いて安く受講をすることはできますが、元の受講料はスクールの中でも高額な方になります。
給付金制度を受けることのできる方はまだよいですが、そうではない方(例えば学生)はお金の面を考えると、他のスクールに通う事や、他の勉強方法を考えてみても良いかもしれません。
また、給付金を受ける事のできるコースは1コースのみになりますので、他のコースを受けたいと思っている人は全額を支払う必要があります。

学生は給付制度を受けられない

良い点で取り上げましたが、受講料の給付を受けるための条件を学生で満たすことが難しいです。
基本的には現在働いている、または働いていた方向けの制度になりますので、学生の方は高い授業料を丸々払わなければ受講することができません。

学生の方は学生向けのプランがある方法でプログラミングを学習してみても良いかもしれません。
例えば、「みにプロe-Learning」は学生の方ならば無料で学習することができます。

最初の講師は現役エンジニアでない

基礎的な内容を学んでいる1、2ヶ月目の段階では、メンター(講師)の先生はエンジニアの方ではなく、学生やフリーランスの方が講師を務める場合もあります。
これは学生の方のほうが初学者の気持ちが理解しやすく、適しているからだという理由があるようですが、現役エンジニアさんから一貫して指導を受けたいと考えている方にとっては、少し気になる点かもしれません。

Web系の開発オンリー

DMM WEBCAMPでの学習はWeb系の開発に重点を置いたものになります。
そのため「Java」のような汎用性が高く、多くの企業案件を持つ言語や、「C言語」のようなゲーム開発に関わる際に切り離せない言語を学ぶことはできません。

一言にプログラマーと言っても「家電製品のプログラムを作る人」や「ゲーム制作に関わる人」や「企業内のシステムの開発に関わる人」や「AIを動かすためのプログラムを作る人」など様々なプログラマーがいます。

DMM WEBCAMPの場合は、主に「Webサイトを作る人」や「Webアプリを作る人」になります。
自分の学びたいこと、やりたい仕事が他のことである場合には、 他のスクールや勉強方法を検討に入れましょう。

30代以上は入学が難しい

DMM WEBCAMPは転職に重きを置いているスクールになりますが、それ故に30歳以上の方を受講の対象としないケースがあります。
30歳以上の方でも転職コースへの入学を受け入れているスクールもありますので、そちらのスクールに通う事を検討してみても良いかもしれません。
こちらの記事で詳しく書いていますが、例えば、「テックキャンプ(TECHCAMP)」ですね。

オンラインチャットで質問できない

他のプログラミングスクールの中には、オンラインでチャットツールを用いて質問できるものがありますが、DMM WEBCAMPはオフラインでの質問のみです。
オンライン中心の学習で、オンラインから質問したい方にとっては、少し気になる点かもしれません。

DMM WEBCAMPに向いている人

今までDMM WEBCAMPの様々な特徴をまとめてきましたが、DMM WEBCAMPで未経験からエンジニア(プログラマー)になることは十分可能です。
しかし、プログラマーへのなり方はDMM WEBCAMPに通う事だけではありませんから、まとめるとDMM WEBCAMPに向いている人は、

  • ・転職を考えている人


これにつきます。 DMM WEBCAMPの特に良い点は、厚生労働省の給付金が受けられることを筆頭に、就職、転職までのサポートが充実している部分です。
この点を最大限に生かすことのできるのは、「現在働いている方」「以前働いていた方」で、転職を希望している方になります。
学生の方などは給付金制度を利用することが難しいため、高い受講料を払う必要があり、恩恵を感じにくくなってしまいます。
逆に他の方法でプログラミングを学んだほうが良い方は

  • ・Web系以外の言語が学びたい

  • ・現在学生である

  • ・プログラミングに少し興味がある


のような方でしょう。
このような方々は他の方法でプログラミングを勉強することをおすすめします。

他の方法で学ぶなら?

現在学生でお金があまりない方や、プログラミングを少し学んでみたいだけ、 といったような方がいきなりプログラミングスクールに通う事はリスクもハードルも高い選択肢と言えるかもしれません。

そんな時の勉強方法が、本やサイト、e-ラーニング教材での独学になります。
本記事では、「みにプロe-Learning」というe-ラーニング教材をおススメします。


みにプロe-Learning(https://mini-pro.vih.co.jp/)

みにプロe-Learning

「みにプロe-Learning」は、まず学生であれば無料で学習することができます。
解説動画もついていますので、少しだけ学んでみたい方が基礎からプログラミングの感覚を掴むことにも適しています。

また、独学では飽きや難しさを感じてしまい、どうしてもモチベーションが続かないことが懸念されます。
しかし、「みにプロe-Learning」には、覚え歌のように楽しく用語を覚える「ラップ動画」や、為になる豆知識が身についたりゲーム感覚で学習ができたりと楽しく学習ができる「アクティブコンテンツ」がありますので、楽しく学習を続けることができます。

ソフトのインストールの必要もなく、すぐに始めることができますので、興味のある方は、まずは「みにプロe-Learning」を使ってみてください。

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